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Channel: kyupinの日記 気が向けば更新
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予知についての話

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このブログは誰もそう思っていないと思うが、嫁さんとの話では、

相当に気色の悪いブログ。

という結論になっている。と言うのは、大事件を暗示している記事が(後から考えると)あまりに多いためである。

これは誰もが知りうる公のニュースもあるが、むしろ自分の家族内の事件の方が重大である。特に自分の家族の危機のケースの信頼性は非常に高い。しかし、このブログ上ではそれは証明できない。また、事件が避けられたことも1度もない。

しかし当初はそんな風には思っていなかった。例えば、2011年の3月11日に東北で大地震と津波が起こっているが、このブログでは、2011年3月1日に「週末に病気になる 」という記事をアップしている。その中に以下の文章がある。

阪神淡路大震災の際にある人から、「この一大事に、あの被災地に駆けつけないなんて、貴方は医師の使命感が薄い」などと、奇妙なことを言われたことがある。

ちょうど、入院患者さんを150人くらい持っていた頃である。全く、

よく言うよ!(←副音声)

の世界。最もよくわからないのは、

もしそういう状況で、被災地に駆けつけた場合、今の持ち患者さんはどうなるんだ!

ということ。全く一面しか見えていない発想である。普通、医師はそれぞれに通常業務が存在している。そんな風に言われた時、返す言葉がないというか、唖然を通り越していたし、何か常識的なことを言ったとしても、言い訳をしているようにしかとられないと思ったので、

今すぐに精神科医が行ったとしても、あまり役には立たないですよ。
(以下略)


これは東北の震災の後に、あの記事は予知のエントリではないか?というアメブロメールが何通か来たが、その時はあまり意識していなかった。メールでは、普段触れないのに、突然、関西淡路大震災の話が出るのは不思議といった内容だった。

これは予期になっているのかどうかはよくわからないが、仙台に親戚がいたことも大きいのではないかと。彼らは都市部のマンションにいたので、家の中は大変なことになったが、津波の被害はなかった。震災後、とにかく入浴に困ったという。仙台近郊には温泉が結構あるがガソリンが手に入らず車で行くこともできないという話だった。

挙げるときりがないが、たとえば2014-09-25に「サツマハオリムシとエウロパの氷の海 」という記事をアップしている。これは桜島の活動に関するエントリであり、アップしたのも偶然である。

その翌々日、2014年9月27日の午前に、突如、御嶽山が噴火し、行楽日和でたくさんの人たちが登山していたため、死亡者58人行方不明者5人という大変な被害が出た。

また、2015-04-24の夜に「生命保険の話 」という記事をアップしている。この内容は世界経済的なものだが、参考には「天災、事故と生命保険 」も挙げている。

この記事の直後、2015年4月25日11時56分(現地時間、日本との時差-3時間15分)にあのネパールの大地震が起こったのである。この地震はマグニチュード7.8規模で、現地での人的被害は死者8,460人、負傷者20,000人超だった。

ちょうどエベレストの登山シーズンだったこともあり、各国の登山者にもかなりの死亡者が出た。登山キャンプで思わぬ方角から雪崩が起こったからである。タイミングが悪いことに、僕の親友(注:医師ではない)がエベレスト登山のため現地にいた。スケジュールは事前に聴いていて、ほぼ登山キャンプに到着した頃であり、かなり心配した。

しかしなんとなく自分の感覚だが、彼が亡くなった気配がないのである。数日後、彼の奥さんから無事だったと電話で連絡があった。彼女によると、なかなか電話も通じなかったという。あの地震はかなりの大規模だったこともあり、ネパールの市街地にいたとしても死亡するリスクがあったと思う。その友人は登山キャンプに到着するのが少し遅れたため雪崩に遭遇しなかった。

家族については、2014-12-13 16:55:24 に「他科の薬を精神科で処方してほしいという希望 」という記事をアップしている。この中に以下の文章がある。

リエゾンの患者さんは、内科、整形外科、外科、神経内科の順に多い。特に認知症の患者さんの大腿骨頸部骨折の手術前後のBPSDのコントロールを依頼されることが多く、このようなことで少しだけご利益があるのであった。

実は、自分の母親が、この日の17時に転倒し大腿頸部骨折していたのである。この記事は16時55分とあるが、この時間にアップしたもので、実際に書いたのその直前である。このブログではアップするには奇妙な時間なのは、12月13日は土曜日だったことによる。事故が起こる時間もピッタリといったところだ。(通常、土日であれ、この時間にアップすることはほぼない)

自分の場合、これは予知だと感じる時はめったにない。上記は全て予知的なものとは思っていなかった。また、内容もそんな風である。意識などしていないように見える。

そのようなこともあり、日常生活や仕事に役に立たないのは悲しいことだと思うが、ある意味、健全でもある。運命を変えてはいないからである。

自分はサッカーなどのスポーツ以外は、なるだけ時事に関する記事はアップしないようにしているのは、そのような理由も少しだけある。

これはある意味、魔術的思考みたいなものだ。

なお、今回の記事は逆説的だが、毒消し的な意味合いでアップしている。

参考
患者さんの死と霊感


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