僕はLED電球がなぜ低消費電力で輝いてるのか今もよくわかっていない。
ある時期、自宅の交換できる電球を全てLED電球に変更した。当時、LEDの円形の蛍光灯はあまりにも高価だったので交換しなかったが、今もそのままである。その理由の1つは、LED電球はなんだか疲れるので、居間の照明は蛍光灯のままの方が良いと思っているからである。
このブログは、2012年10月に「LED電球の種類と明るさについて」という記事をアップしている。この時、数年前に交換したと記載しているので、少なくとも4年以上前に交換したことになる。
LED電球は寿命は4万時間と記載されており、ずっと休みなく使い続けて4年半は持つ計算になる。普通、使いっぱなしと言うことはありえないため、仮に1日平均8時間使ったとして、13年くらいは持つ。
ところがである。うちのLED電球は既に4球も故障して交換せざるを得なかった。全然、宣伝通りの寿命ではないのである。
LED電球の壊れ方だが、完全に点かなくなるのではなく、チラチラし始めて、実用にならないパターンの方が自分は多い。
最初、LED電球が壊れたわけではなく、その照明器具が壊れたのかと思った。それは、LED電球が壊れるなんて想像していなかったからである。 ところが、LED電球を交換するとすっかり良くなる上に、その電球を別の照明器具に使ってもやはりチラチラするので、壊れているのは間違いない。
厳密にはよく輝いているので「明かり」という意味では問題がないのかもしれないが、あのようなチラチラが続いたまま使うのは難しい。したがって、従来の電球とは異なるタイプの寿命に至ったと言わざるを得ない。
つまり、照明機器としては終わっている。
これはLEDは直流で輝くと言う話なので、交流から直流に変換する部分が壊れたとか、直接の照明部分ではなく、それ以外の付随する機能に寿命が来たのかもしれない。
LED電球は消費電力が少ないことと、たぶん関係ありそうなのである。また、自分の場合、故障するメーカーには1流も3流も関係がないように見える。
しかし、LED電球が宣伝されている4万時間ほどは持たなかったとしても詐欺とは思わない。使い始めたばかりの時期に壊れたわけではないし、照明器具の状況、つまり熱がこもりやすいとか、条件が悪く長く持たない環境にあったかもしれないからである。
LED電球は壊れる度に買い替えるが、前回より必ず値下がりしている。最初、17型(小型のタイプ)を買った際、パナソニックのものを選んだが、1個2500円もした。今は同じものが1000円以下でアマゾンで買える。
ただ、問題なのは、あのような壊れ方をすることが周知されていないことだと思う。
つまり従来の電球の故障のあり方と異なっていることである。実際、僕は最初、照明器具が壊れたと思い、器屋さんに出張して貰い調べてもらった。いったい、どこがおかしいのかわからなかったからである。
その電器屋さんも、LED電球は意外に壊れるという話をしていた。
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LED電球がなぜか早く寿命が来ること
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