ある暑い日の夕方、道端でミャ~と鳴き声がしたので振り向くと、キジトラがいた。
まず、背伸びを見せてくれた。
もちろん初対面である。首輪をしていないのでノラネコなんだろうか?
家庭で飼っているネコなら、こんなに暑いので家の中にいそうな気がする。
こちらに近づいてきたので、もちろん後ずさり。(触りたくないため)
この日の話を嫁さんにすると、彼女もよく知っているネコという。
彼女によると、このネコは人を呼び止めるんだそうだ。ある日、ミャ~と声がしたので、見るとネコがいる。近づいてきたので座ってネコを触りまくったという。
しかし・・
手を洗う場所もなかったらしい。
妙に慣れているネコで、去り際に、またミャッ!と鳴いたと言う。
僕がこのネコを触る気配もないことに気づき、クルっと振り返り去っていくところ。
この後、嫁さんは滅茶苦茶暑い日に、ブロック塀の上で日差しを避けて休んでいるキジトラを見たという。シッポをダラリと下げていて、暑さで完全にバテている風だった。
また触りまくったところ、こちらを振り返りもしない。あまり触られるので、最後の頃、ネコがちらっとこちらを観たが声もなかったという。
しかし、
また手を洗う場所もない(いい加減気付けよ)。
「そんな風にノラネコを抵抗なく触れる人は、手を洗うことなんて気にしないと思っていたよ。」
と僕は言った。
参考
キジトラ、発見!
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ノラネコに呼び止められたことがありますか?
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