ずっと謎に思っていることの1つに、
マンションはゴキブリが出てこない。
ことがある。これは今まで何回か引越してきてどこもそうだったので、たぶんゴキブリはマンションは住みにくいのではないかと思っている(←謎)。
ちょっと不思議なのは、玄関を出たフロアで1度だけ、本当に小さな子供のゴキブリが死亡していたこと。
玄関のドアなんて、ゴキブリにとっては十分な隙間があるので、外にいるなら中にいてもおかしくない。
嫁さんは、ゴキブリがエレベータで上がってきて、家の中に入ったら一巻の終わり、などと言っているが、全然終わらないのである。それもここ15年以上。
高層マンションになると部屋に蚊も入ってこない。うちは微妙な高さらしく、ごく稀に、10年に1度くらい蚊が家の中に入り、嫁さんと一緒に大変な騒ぎになる。1匹だけでも飛び回る蚊を駆除するのは大変なことだ。
一度、蚊に喰われたまま、自宅の部屋まで連れてきたことがあった。エレベータで上がる間もずっと蚊が血を吸っていたのである。その蚊は満々と血を吸っており、もう動けないようであった。あるいは僕の血の毒で体が麻痺していたのかもしれない(謎)。
僕は蚊すら殺すのは嫌だが、嫁さんが許さないのでやむなく殺害した。血が飛び散り、衣類を少し汚した。
うちが一戸建て住宅を好まず、マンション嗜好なのは、防犯とゴキブリと蚊の安全面も大きい。(笑)
いつだったか、旨いと評判の寿司屋に嫁さんと行って食べていたら、カウンターの上を巨大なゴキブリが疾走した。あの走りは見事で、カウンターにいるお客さん全員にその走力を披露していた。
そして、その場にいたお客さんは大爆笑。
嫁さんは一気に食欲が失せたと言うが、旨い寿司屋は「こういうのが良いんだ」と僕は言った。店主も全くといって良いほど気にしてなかったし。
普通、いかなるレストランも厨房は怪しいものだと思っているのもある。(嫁さんはゴキブリが大嫌い)
握り寿司はネタが重要と思うが、お米の炊き方や握り方もあるんでしょうなぁ・・きっと。
握り寿司は酢を使っているので、その殺菌作用で、ゴキブリの不潔さもいくらか緩和するのでは?と思ったりする。
ハエがたかって、真っ黒になるほどのご飯を食べたことがある?
昔の精神病院の検食(医師は検食をしなくてはならない)は、作ってから時間が経っている上、たまたま非常にハエが多い地域だったこともあり、真っ黒ほどはないが、白いところがむしろ少ないほどのハエがたかったご飯を食べていた。
僕は腸が弱いほうだが、食べたからどうなると言うものでもなかった。これはさすがに食欲をそそらないが、それしかないなら食べる他はない。(O157などを持ってくるので、ハエは基本的に不衛生)
過去ログに、ニャンニャン飯にして何時間も経過しているご飯を院長が食べて見せた話が出てくる。自分としては、あれは相当に食べ辛いが、ハエがたかったご飯はまだマシである。本当は逆の感じもするが・・
最近、海外のとんでもない僻地に住んでいる日本人を訪問するテレビ番組がある。あのような番組は夫婦で好きなので、よく観ている。
インドとかアフリカでは、ハエがたかりまくっている食事を食べているのを良く観るので、人間はやはり慣れも大きい。やはり「それしかないなら仕方がない」。
住環境を含め、人間の感性は意外に徹底しておらず、そこだけ異常に清潔ぶっても、首尾一貫しようがないのがポイントなんだと思う。
目に見えているものだけを清潔にしても無意味とまではいえないが、そこまで安全にならないのである。
参考
マンションのセキュリティについて
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マンションにゴキブリがいない件
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