そう頻度は高くないが、患者さんが給与明細書を見せてくれることがある。
これは色々な心理と言うか動機があるのであろうが、1つは、きっとあまり給与明細書など貰ったことがないからなんだと思う。明細の項目について質問されることも多いからである。
給与明細書をみると、その仕事の給与からどの程度社会保険料を引かれているかがわかる。純粋なアルバイトの場合、全く社会保険料は引かれていないことが多く、自分で国民保険料などを支払わないといけない。
理想的には社会保険料を引かれているのが理想だ。手取りは減るが、長期的にはその会社は長く働くメリットが大きい。
そのようなことを明細書を見ながら、僕は説明したりするが、本人はその辺りが全然わかっていないみたい。ただし、これは年齢にもよる。
多分だが、学校を卒業ないし中退して、働いたことがない人にはイメージできないんだと思う。
個人的に、患者さんと一緒に明細書を見る際の雰囲気は、けっこう重視している。
参考
私は肉体労働が良いです
人の判断に興味がある
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給与明細書を見せてくれる話
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