統合失調症の幻聴は「音声ではなくエネルギーのようなもの」という記事がある。
従って、聾唖の人にも幻聴体験がありうるし、片方の耳のみ聴こえる幻聴も極めて稀である。
統合失調症の患者さんは、幻聴が伝えることを証明できない、あるいは確かめられない場合、その言葉のエネルギーに操作されて、そういう風に摺合せようとする行動がみられる。
これは全ての統合失調症の患者が100%そういう行動を取るわけではない。しかし、真の統合失調症の幻聴の場合、その言葉に操作されて、実際に殺人事件を起こしたり、自殺を試みることがある。
例えば、「○○が死んだ」という幻聴の直後、○○が実際には生きていることに驚き、実際に○○を殺してしまうなどである。また、「お前は死んだ」という幻聴から、自殺を決断することがある。
これこそ、幻聴が人を操作できるエネルギー的なものであることを示していると思う。
参考
幻聴ではなくて、実際に聴こえます
聾唖なのに幻聴がある不思議
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本人が証明できない幻聴
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