2021年11月30日、大塚製薬からレキサルティOD錠が発売されている。今回の大きなポイントは0.5㎎錠が剤型追加されていることだと思う。今回の記事では製剤見本を「開封の儀」風にアップする。デザインや色は本物と同じである。
なぜ12月1日ではなく11月30日に発売なのかと言えば、11月30日が大安だったからだと思う。
上は0.5㎎OD錠の見本。開封前。
開封すると2錠だけ見本の錠剤が入っている。実薬の場合、その記載があるのでこれは本物の見本?だと思う。
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0.5㎎錠はピンクである(パンフレットでは淡赤色と記載)。レキサルティを0.5㎎だけ服用している患者さんがけっこういるので今回の剤型追加は歓迎したい。
ミスが起こらないように、1㎎OD錠は従来と同じ黄色になっている。
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2㎎OD錠は濃い黄緑となっている。これも従来と同じ。
最近のOD錠は簡単に崩れないように製造されている。唾液など水分があると素早く溶ける。輸送や分包する際に剤型が安定している方が便利である。上のように硬度は平均35N以上あると記載されている。この薬も自動分包機で分包可能と思うが、その中の全ての錠剤がODでないと水なしで飲むことはできない。
参考部分を見てほしい。30N以上の硬度があると衝撃で崩れにくいとある。
実際のサイズ、重さなどの詳細。