このブログは2006年7月11日に始まっているので、今日で6年になる(既に日が替わってしまったが)。これは大変な時間で、まさかここまで続くとは思っていなかった。
最近の記事だが、さすがにマンネリ化しているが、大幅に内容を変えるのもどうかと思うので、多少は趣向を変える程度で、そこそこマンネリ風に続けている。
例えて言えば、日曜日の夕方に放映されていたサザエさんのようなものだ。余談だが、かつて
なぜ、日曜日の夕方にサザエさんがあるのか?
という疑問があった。サザエさんは、なんとなくだが、日曜日の夕方にしか馴染まないような気がしていた。おそらくサザエさんは、
ヒトの精神症状に寄り添っているのである。たぶん。
明日からまた大変だ・・みたいな。
アメブロメールはいつもかなり数が溜まっており、最悪でも20日以内には返信するようにしている。たいてい2週間以内だが、たまに一度に大量に頑張って返信することがあるので、10日くらいで返信できることもある。10日くらいで返事があったり、ごく稀に即座に返信が来たと言う人はラッキーである。これは、その時の状況にもよる。
だから、20日経っても返信がない人は、迷惑メールに入って葬られたか、あるいは、返信しなかったかどちらかである。また、メール内に特殊な言葉が入っている場合、アメブロの方で赤字で「これは開けません」とような警告が出て、読めないようになっている。どのような基準でそうなるのかは不明である。
たまに、単にブログの感想が書かれており、特に返信を必要としないもの?と思えるような意図が微妙なメールがあり、返信をしないこともある。読者の方によれば、「返信は不要です」と記載があることもある。そのようなメールでも感想を返信することもあるので色々である。
音楽の記事で、自分のお気に入りになったという嬉しいメールもある。洋楽なので、あまり日本で知名度がないが、素晴らしいミュージシャンも紹介しているからと思う。
医師の方からも時々メールがあるが、ほとんど全てといって良いほど好意的なものである。特に若手の精神科医の方から、「非常に参考になる。このような経験をオーベンから全て学ぶことなどできない」と書かれているものもあった。
ある開業の女医さんの話では、このブログは何気ない部分で奥が深いんだそうだ。内容の断片で意図して暗示的に書いているものもあるので、その辺りに気付かれているんだと思う。
一般の読者の方からは、自分自身やその人の家族の治療についての相談が多い。これらはセカンドオピニオンを希望されていると思うので、それに沿った内容の返信をするが、返信が長いことも短いこともある。返信が非常に難しいものも一部にあるのは確かである。このようなメールの内容については本人を診ていないし、限界があることを知っていてほしい。
たまに、僕の返信内容を印刷して、主治医に持っていく人がいるようだが、これはいただけないと思う。
なぜなら、その人の主治医に失礼だし、その人の主治医がその際に、どのような感情を抱くか配慮していないから。その辺りがわかっている人と、全く気付けない人がいる。自分が医師の立場になって、どのような気持ちになるか想像してみると良い。
このブログは重大なところにいつまでも入っていかず、モラトリアム状態にある。
それは「内因性の正体」のテーマがあまり更新されないから。このブログのメインはやはりあのテーマなのである。モラトリアム状態になっている主な理由は、過去ログにどこか書いている。
アメブロメールの質問を見てよく思うのは、全ての質問の答えの85%くらいは過去ログに既に出ていること。ぜひ、グーグルで検索してからメールしてほしい。
○○○ kyupin
○○○の部分は質問のキーワードである。このようにするとかなりの数の過去ログが挙がって来る。
最近は、更新のペースが一時より落ちているが、それでも2日に1度以上は更新している。これは自分でもよく続けられていると思う。このペースで更新をする理由は、2200名以上の読者の方がいるのも大きい。もし読者の方が200名くらいだったら、1週間くらいお休みすることもあるような気がする。
アメブロメールの僕の助言で劇的に改善する人がいる。その人たちの一部に「是非、謝礼をしたいので・・」などと書かれたメールをいただくことがあるが、謝礼は必要ない。
それはこのブログが、元々、全くアフィリエイトを採用していないこともかなり関係がある。このブログは本来利益を得るためのものではないから。そのような意図があるなら、とっくに音楽や書籍の記事にアマゾンのリンクをしている。
自分の病院の院長の報酬だけで十分だし、そういうことが好きではないのである。これは、自分の父親もそのような考え方だったので、気持ちは複雑だが、似ているんだと思う。(この部分は長くなるのでここでは書かないがいつかアップするかもしれない)
ただし、自分の病院の患者さんないしその家族の方からのお中元やお歳暮は貰っている。これは断ることはない。自分で食べられない(あるいは飲めない)ものは、看護師さんやコメディカルスタッフにあげている。
これはかつて研修医の頃、オーベンから「断ってはならない」と指導されたからである。特に生活保護の患者さんからのご贈答品は、断ることで本人が傷つく場合もあるので禁忌と言われた。精神科医だからではないのであろうが、このようなことも一応配慮するのである。
このブログは、いつ止めるか決めていないが、もし「内因性の正体」の重大な記事をいくつか書き終えたら、いつでも止められると考えている。
逆に言えば、よほど特別なことがない限り、その一連の記事を書き終えるまでは止めない方針である。
↧
ブログ6周年
↧