僕は子供の頃はソニー製品が好きだった。ソニーのデザインは個性があったし、なんとなく高級感があった。それと、ソニーは新しいものを開発しようとする精神があり、それが好きだった。
現在は圧倒的にパナソニック派である。自宅の特にテレビ、パソコン、ブルーレイレコーダーなどは全てパナソニックで統一している。しかし白物家電や小物は、それほどパナソニックは多くない。
全く新しい製品を、まだ価格もこなれていない高値で購入する人たちを、ファーストアダプターと呼ぶらしい。アーリーアダプターともいう。この言葉は、あまり認知されていない。
彼らはウォークマンやブルーレイレコーダーを発売後、真っ先に買ったような人たちである。僕はわりと慎重派なので、そのような買い方はしない。
個人的に、自分はアーリーマジョリティくらいなんだと思っている。アーリーマジョリティでも若干、アーリーアダプターに近いかもしれない。明らかに価格が下がるのが見えているのに、高値で買うのはばからしい。
アーリーマジョリティとは、やや慎重だが、おしなべて発売後早期に購入する層である。市場全体の3割くらい。
新既発売の向精神薬に限れば、自分は圧倒的にアーリーアダプターである。これは新薬でもしばらく値段が変わらないことと、向精神薬は有効率が低いものも含め、多岐にわたって発売されるのが好ましいと思っていることもある。また、自分は院長なので、決定権があるのもある。部下がぜひ採用してほしいと言った際にも拒絶したことはまずない。
理事長に採用してほしいと言った場合、たいていその日か翌日くらいに採用されている。これは、オーナーが信頼しててくれていることも大きい。(オーナーと自分は血縁などないが)
現在では、オーナーの了解も取らず、自分の意向で決めている。なぜなら、オーナーに拒否されることなどないからである。しかしながら、不良在庫を多く抱えるのは、病院の損失になるので、どの程度処方するかは勘案し購入量は決める。
最も悪いパターンは、新規発売の薬が大幅に期待外れだった時である。しかしものによると、1本単位で購入できるし、封を切っていないと卸に返品することも可能なので、やはり一刻も早く購入するほうに分がある。
そのようなこともあり、このブログでは真っ先に新薬の効果の出方や、ありがちな、あるいは珍しい副作用について情報発信できるのである。
参考
明日、リフレックス発売(2009年9月7日)
鑑定書、終わったよ~
↧
アーリーアダプター
↧