スター・ウォーズ』スピンオフ！『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』予告編
スター・ウォーズ/フォースの覚醒に久々に出演したレイア姫役のキャリー・フィッシャーさんが2016年12月27日に亡くなった。12月23日にロンドンからロサンゼルスに戻る飛行機の中で心臓発作を起こしたことによる。彼女は第8作目の撮影を既に撮り終えていたため、2017年の今シリーズの2作目に登場するはずである。彼女の心臓発作は、フォースの覚醒の出演以降、多忙になったことも遠因かもしれない。
キャリーフィッシャーが今回のフォースの覚醒の作品の出演を依頼された際、10年前ならともかく、今出演を依頼されても・・といった感じだったようである。10年前ならできたが、今は容姿、体型、体力などからあまり現実的には思えなかったらしい。一方、ハリソン・フォードは、10年前は出演なんて到底考えられなかったと言う。今回のタイミングで出演を要請されたことで、ともに出演が可能になった。
ハリソン・フォードは今後の作品に出演する気持ちが薄かったことや、物語的に誰かが亡くなる展開の方がインパクトがあるため、フォースの覚醒では、実の息子に殺されている。この場面の撮影を終えた際、ハリソンフォードにはお疲れさまとスタッフから拍手喝采だったようである。
新しいヒロイン、レイの素性は謎のままである。レイは、ルーク・スカイウォーカーのライトセイバーを触ろうとした際、過去のフラッシュバックに加え、未来の幻覚を見る。この場面で、今後のシリーズで解き明かされる謎を断片的に暗示している。
レイはいったい誰の子供なのか？などである。
フォースの覚醒では、レイは敵に捕えられた際に、フォースの力を自覚し敵の心を操って脱出する。彼女は、間違いなくジェダイの血を引いているのである。
最も単純に考えると、ルーク・スカイウォーカーの子供というのがあるが、今回の映画の流れだとそうなりそうにない。
ルーク・スカイウォーカーは、オビワンにかなりトレーニングされてライトセイバーをやっと扱えるようになるが、レイはなぜか最初から結構なワザで使いこなしている。
また、ルークは冷静にあるいは淡々と戦っていたが、レイは感情剥き出しというか、怒りを爆発させて戦っている。過去の作品で、ダースベーダーはルークと戦う際、ルークの心の中に強い怒りが湧くのを喜ぶ場面がある。大きな怒りは、ジェダイを暗黒の世界に引き込ませる。ただし、これが謎説きの１つのアヤかどうかは不明である。
ひょっとしたら今後の展開さえ、まだ決まっていないのではないかと思ったりする。
キャリーフィッシャーさんが亡くなったのはとても残念だが、今後の3作品の内容が明確に決まっていないのであれば、いかなる展開でも可能だと思う。
8作目以降も楽しみだが、メインの作品の間に、「ローグ・ワン」のようなスピンオフ作品も公開されるようなので、ここ数年はスターウォーズ作品で盛り上がると思う。
ローグワン限らず、フォースの覚醒も、出演の場面もないパペットの操作手、ドロイド、宇宙人の中の人のような裏方的な人たちまで、出演をかなり喜んでいる。
今回のフォースの覚醒やローグ・ワンは子供のころからスターウォーズが好きだったオタク的な人たちにより制作されているのである。上の映像はそれがよくわかる。