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Channel: kyupinの日記 気が向けば更新
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I Shot the Sheriff (Eric Clapton)

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ボブ・マーリーの名曲、I Shot the Sheriff のエリック・クラプトンの演奏。このライブはたぶん近年のもので70歳くらいと思われる。70歳でこのカッコよさ。
 
このI Shot the Sheriff は、詩の内容的にボブ・マーリーにしか書けない。ボブ・マーリーは一見、純粋のジャマイカ人に見えるが、父親はイギリス人である。父親はジャマイカ最大の建設会社を経営していた。ところが、ボブ・マーリーが誕生後、両親は別居してしまう(母はジャマイカ人)。
 
父親はボブ・マーリーが10歳の時、肺炎により亡くなり経済的援助がなくなった。その後、母親とジャマイカの首都キングストンのスラム街、トレンチタウンに移り住んだ。キングストンはカリブ海周辺の国々の中でも特に治安の悪い都市として知られている。そのトレンチタウンでは警察のモラルが悪く、「罪をでっち上げられてブタ箱行き」が横行していた。(カッコはボブマーリーの言葉から)。
 
その環境で生まれたのがI Shot the Sheriffであった(Sheriffとは保安官のこと。詳細は歌詞を参照)。上はエリック・クラプトンのカバーだが、演奏の出来栄えと言う点でボブ・マーリーの楽曲を超えている。偶然だが、ボブマーリーとエリック・クラプトンは1945年生で同い年である。
 
エリック・クラプトンは生存するギタリストでは世界ナンバーワンである。(歴代1位はジミ・ヘンドリックス。享年27歳) ジミ・ヘンドリックスも1945年生とアルバムクレジットにあるが、実は1942年生。なお、エリッククラプトンは1970年代から1980年代にかけて薬物依存症やアルコール依存症で治療歴がある。
 
 
このハイド・パークのライブもいい。
 
 
 

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