上記は、厚生労働省の年金改革法のパンフレット。平成28年12月と記載されているので、最新のもの。
年金制度は良くわからない点が多い。日本は将来的に少子化により次第に働ける人口が減っていくため、年金制度が維持できるのかという不安もある。高齢者が詐欺事件に遭いやすいのも、彼らが将来への不安を感じていることも大いに関係している。
ある患者さんが、「将来、お金がなくなると思うのは貧困妄想ですか?」と尋ねた。
僕は人によると前置きし、「貴方に限れば貧困妄想の可能性が高い」と答えた。その理由は、状況的にそうだからである。(1億円以上の貯蓄があり、また将来、年金も上限近く出るはずなので)。
詐欺で全て奪われるとかそういう事件がなければ安泰でしょう、といった感じである。
上は、よくある質問。(Q&A)
今の年金制度は、その時代の経済状況から来る世代間格差(昭和何年生まれかという運不運)を、より広げるようなところがかなりある。
親が子供に最もなってほしい職業の1位は公務員であった。非常に漠然としているが、それだけ不安の多い時代なんだと思う。