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ブックオフ顛末記

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本が増え収拾がつかなくなったため、ブックオフで買い取ってもらうことにした。これまでブックオフに買い取りを依頼したのは計2回である。

 

初回は今年の春頃だが、それまでブックオフを利用したことがなく、また店舗に入ったことすらなかった。最初は病院から点滴用の箱を持ち帰り、これは必要でないと思える本を選んで入れた。(なぜ点滴用かというと、かなり頑丈にできているため)

 

これは確実に必要でないと思うものは、買って以来、読んだことがない漫画である。これらは最初の1巻以外ほとんどがまだビニールに包まれたままの上、初版本なので買い取り価格に期待していた。始末が悪いことに、第一巻から買った当時まで全て揃っていたため計20巻近い。大変な損害である。

 

この件以降、自分は基本的に漫画には馴染めないことを痛感した。

 

その他は医学系の書籍だが、精神科の月刊誌など論文集はできるだけ病院に持って行っているので、自宅にはあまりない。精神科以外の本は、内科、外科系の専門書である。

 

店舗に行くと、店員さんが車のトランクや後部座席に積んでいる箱を取りに来てくれた。だいたい56箱はあったと思うが、腰を痛めかねないので大きな箱は使っていない。

 

これらの買い取り価格だが、驚くことなかれ、なんと1500円くらいにしかならなかったのである。収穫は、どのような書籍が値段が付くのかわかったことと、ある程度、本棚が片付いたことである。

 

漫画はたとえ初版本で未使用、ビニールに包まれたままでも人気のない本はろくな値段がつかない。日焼けした本はほとんど価値がない。医学系専門書、洋書はほぼ査定ゼロである。

 

このような結果を踏まえ、自分の中でブックオフは断捨離(だんしゃり)に貢献するお店という理解になった。

 

その後、もう少し本棚をリストラする必要が生じた。本棚を1つ減らしたいのである。

 

今回は思い切って、もう少し必要かもしれない本を選ぶことにした。特に心理学の書籍である。他、オーディオの専門書、経済関係、麻雀関係、もはや読まないと思える精神科専門書、洋書なども処分した。今回は持っていく箱も3箱しかなかった。

 

ところがである。今回はなんと買い取り価格が2500円くらいあったのである。これだと、持って行った甲斐があるといったところだ。

 

最も高値がついたのは心理学の書籍(厳密には、一般人ではなく心理学専門の人が買うような書籍)で、ある程度ニーズがあるんだと思った。

 

またオーディオ専門書の買い取り価格の高さにも驚いた。またもや専門性が高い医学書と洋書は無価値だった。まだあちらで処分してくれるだけマシだ。

 

今回、弾みがついたので、もう一度、心理学書を大量処分する気になった。

 

その他、買い取りの際、大量にあると査定に30分以上待たされる。その間、店内の音楽CDDVD、漫画、一般書籍を見て回れるが、アマゾンに比べ見渡せて買えるのが良い感じ。やはり本屋さんはこうでないと。

 

ほしい本は意外にないが、あまりほしいと思わなかった本の中がちょっと読めるのが、アマゾンと大きな違いである。

 

本って、開けた瞬間に読む気が失せるものがあるでしょ。あの臨場感というか、本屋さんらしい感覚がアマゾンにはない。

 

結局、1冊だけ精神科関係の本を買った。108円。ポイントカードも2回目利用の際に作ったので100ポイント以上溜まっている。あと1冊買えるといったところだ。

 

ブックオフには本以外では、スマホなども売っており、実際スマホは買い取るらしい。一般の家電製品やノートパソコンの買い取りは難しいという。

 

売る方からすると、もう少し高く売る方法もあるかもしれないが、例えばネットで売るなど頑張れば頑張ったなりの時間と労力のコストがかかる。

 

総合的にみて、特に2回目はそうだったが、たとえゼロ査定でも問題ないと思っていた。

 

1回目で衝撃を受けたからである。

 


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