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Channel: kyupinの日記 気が向けば更新
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1つの記事にするまでもない話

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外来開始時間前の患者さん

自分の病院は外来は朝9時に始まる。しかしずっと以前、外来の自動ドアは6時頃から稼働していたらしい。従って、まだ暗い時間に外来の長椅子で横になりながら開始を待っていた患者さんもいた。外来にはドア1枚で薬局もあり、セキュリティ面でちょっと問題という話になり、最近は8時から開けている。その時間には外来スタッフの幾人かが来ているからである。しかし外来スタッフの話では、8時ピッタリに来る人もいると言う。うちの病院は9時ちょっと前に来院すればあまり待たないのでその時間に来院するのは謎である。

 

ところが病院のスタッフによると、小児科などはそれどころではないらしい。午前8時には自動ドアの前に6人くらい待っていると言う。自動ドアが稼働し中に入れるのが8時半、開始が9時である。一応ネット予約ができるのにそういう風だという。

 

自分の病院はネット予約どころか予約制度すらなく、行ってみないと何分待つかわからないが、スピード診察なのでそうは待たない。急に新患などがあり待たせることがあるが、待ち慣れていないためか40分待つと機嫌が悪い人もいる。

 

先日、朝10時頃退院があり家族が外来に寄り外来診察室に入り挨拶をされた。そのようなことはいつもあるわけではないものの、あっておかしくないことである。ところが本人に説明をしたのに、急に割り込みされたと思ったのか、次にその患者さんを呼んだ時に、その挨拶の家族に聞こえるほどの声でたいそう文句を言われた。これは「社会性のなさ」の一端だと思う。

 

自分の患者さんでは、人によれば40分待つといったん家に帰る人もいる。なぜ家に帰るかというと、5分以内に家に帰れるのもあるが、滅多に40分は待たないというのも大きい。なんだかんだ言って近所の人が多いのである。これは精神科とはいえ、さほどスティグマにまみれていないのもあるからだと思う。

 

 

自分の薬の内容を覚えておく

患者さんの中には自分がいかなる薬を飲んでいるのか知らない人がいる。覚えていない場合、例えば旅行の際に薬を持っていかなかったりすると、旅先の病院で説明できない。あと薬の減量の際に、重要度の順がわからず重要な薬から減らしてしまったりする。いつもお薬手帳を持っているわけではないので、自分の携帯電話やスマホにメモするか、薬の内容の写真を撮っておくと便利だと思う。

 

 

高齢の女性患者さんがなくなったこと

ある日、もう90歳を過ぎた高齢の統合失調症の患者さんが亡くなった。最後はナチュラルコースといった感じだった。病棟婦長の話では、以前から、○○君の夜勤の日になくなると思っていたそうである。その○○君とは若い男性看護師でとても優しい人であった。婦長さんは、最後はあの子にお世話して貰いたかったのでしょうと話していた。

 

 

音楽鑑賞とユーチューブ

今は病棟活動の音楽鑑賞のプログラムで、ユーチューブを利用しているようである。パソコンをアンプに繋いでいる。ほとんどのリクエストにユーチューブは応じることができる。よほどマイナーな楽曲でない限り演奏できるのは凄いことだと思う。便利な時代になったものだ。なお、カラオケは通信カラオケを利用している。

 

 

 


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