最近、病院の出入り口に顔を当てると自動で体温を測ってくれるサーモマネージャーが設置されていることが多くなった。この機械は小さなタブレットに鏡を見るように顔を当てると、自分が映し出され、数秒で体温を測ってくれる。
このAI機器は、病院入り口で体温を測る人が必要でなく、人件費削減になっている。また、体温を手動で測ることに比べ職員の感染リスクもない。この機械は、コロナの流行以前に存在していたかどうか良く知らないが、今はあった方が断然良い医療機器だと思う。
この機械はうちの病院では11万くらいしたと聴いているが、今、アマゾンで検索すると、これら業務用のAI顔認識温度検知サーモマネージャーがいくつか発売されている。価格はけっこう幅があると思った。一時、体温計が手に入りにくい時期があったが、さすが資本主義社会である。必要なものは多くの企業から発売され、機能や価格の競争が起こる。
このAI顔認識温度検知サーモマネージャーは一瞬で測定されるわけではなく、タブレットのある範囲に顔を当てないと測定が始まらない。また数秒間、機械が考えている。今は全員がマスクをしているので、顔のマスク部分では正確には測れないんだと思う。しかし、マスクをしていても測定できるのは驚きである。
ある時、僕が他科に受診した際に、一瞬で体温測定されるAI顔認識温度検知サーモマネージャーを発見した。この測定時間差は昔のマックと今のパソコンの差くらいである。これは便利だが、あの速さで測定されると、不正確では?と思ってしまう。マスクをしているのに一瞬で終わるからである。
あのようなAI機器が必要でなくなった時期が来たら、新型コロナが終息したと言えるのであろう。
さて話は変わるが、近年のスマホは顔認証のみで指紋認証がないものもあるが、このコロナ環境下では不便なので指紋認証も付け、どちらか選択できるようにしてほしい。顔認証だと、今だとマスク使用時には外さなければならないからである。このような時、嫁さんはPINで開くようにしていると言う。
先日、フェイスブックのアプリを嫁さんうっかり削除してしまった。アプリのアイコンがプラプラしているとき、うっかりXを触り削除してしまったからである。その時、再インストールして復活させるのに結構困った。その理由の1つが顔認証なのもあった。
数か月前に発売になったGoogle Pixel 4aは顔認証ではなく指紋認証が採用されている。これは顧客のニーズに沿い指紋認証の仕様になったと聴いた。Google Pixel 4aはフラグシップ的なモデルではないが、サイズと価格帯的にiPhone SEと対比されるandroidスマホである。Pixel 4aはカメラが良いと言う話で暗い場所での撮影には評価が高いが、CPU的にはそこまで早くない。購入した理由は、サイスが小さくて軽いこと、カメラが良いこと、指紋認証を採用していることである。
先日、グーグルショップでGoogle Pixel 4aを買ったら、なんと1か月待ちであった。まだ自宅に届いていない。普段使っているスマホはiPhone8で充分現役なので、個人的にiPhone SEを買うメリットがあまりない。
iPhone 12以降のスマホは、指紋認証が採用されるのを待っている。今回、指紋認証が採用されなかったのは、ややグーグルに商品力の点で後れを取っていると思う。
顔認証はセキュリティ的にまだ十分に成熟していない機能で、スマホを落とした際に、顔認証だと、他人がWeb上にある持ち主の画像でログインできることがあるらしい。
特にフェイスブックなどに自分の写真を挙げている人たちは、スマホ紛失時にハッキングされるリスクが高いのである。