これは山口市湯田温泉、松田屋ホテルの庭園の池である。結構、大きな錦鯉が泳いでいる。
庭園に面した客室から撮影。
池に近づくと、餌を貰えることにすぐに気付き鯉が集まってくる。
餌をやるとこんな風に先を争って食べる。
この池には90匹近い錦鯉がいたが、新型コロナ流行などのストレスで少し減少し、今では80匹少し超えるくらいと言う。新型コロナは鯉にはあまり関係ないように思うだろうが、お客さんが一時的に減るなど環境変化が何かしら影響するらしい。
松田屋ホテルの創業はなんと1675年。江戸時代から続く由緒正しき旅館である。ホテル内には明治維の時期に活躍した人たちに関するものも展示されている。
高杉晋作が贈った龍馬愛用のピストル。
特筆すべきは、松田屋ホテルは料理が良いこと。この時の旅行では出なかったが、あのように美味しい西京焼きは初めて食べた。(正月の時)
松田屋ホテルの正面玄関を出ると、すぐに中原中也記念館がある。(山口県のスーパースター)
中原中也は詩はともかく、あまり知らない人が多いと思うが、この記念館に行くとどのような生い立ちでどのような人生を送ったかよくわかる。人柄も含めて。
一度、行ったが是非もう一度行きたい記念館。
下は松田屋ホテルのホームページ。湯田温泉は特徴があまりない泉質だと思う。すぐ近くに古希庵があるが、アメニティ全般は古希庵が優れるが、松田屋ホテルの方がなぜか泉質が良い。おそらく、350年前に既に創業していたのも関係していると思う。ただし、温泉の温度が高すぎるので少し水を入れないと熱すぎて長くは入れない。