今回の記事はオカルトのテーマである。内容が内容だけに最初に書いておく。
よく巷では、宝くじに当たると悪いことが起こるとか、死ぬなどと言われることがある。根拠は薄いが、おそらく人の運量は一定なので、一度に運を使うと、その反動が来るといった感じだと思う。
マージャンでも、天和や九蓮宝燈を上がると、死んだり、重い病気や事故に遭うなどと言われたりする。そのようなことがあり、僕たちは誰か天和を上がったら、すぐに麻雀を中止し、その日は赤飯でも炊いてもう麻雀を止めるという約束をしていた。
ところが、誰も天和など上がる人などいなかったのである。3人麻雀でさえ一度も目撃していない。そもそも、僕は同じ卓内で天和を上がった人を見たことがない。しかし、地和は数えきれないほど見ているので、同じように見えても確率が違うのであろう。
宝くじが当たると縁起が悪いなどと言われるのは、たぶん2つあり、1つ目は浪費散財して身を持ち崩すことがあることと、2つ目は、宝くじが当たるのと逆のレベルの悪いことに遭遇することがあることだと思う。
これが実際にそうなのかは不明である。第一、巨額の宝くじに当たる人がわずかしかいないし、そういう人が不幸なことに陥ると目立つのもあると思う。
そのような理由も少しあり、僕は宝くじを買わない。
今回は、僕の患者さんで、驚異的と言えるレベルの奇跡的改善を来たした人が、その後、意外に不慮の事故に遭い亡くなっていることがある話である。
昔はなぜそうなるのかなかなか理解できずにいた。
これは、幸運とその逆が起こっためぐり合わせと今は理解している。
参考