ある日、うちの病院の女医さんが尋ねた。今日の記事はしょうもない内容だが、以下、その時の話を対談風に。日常の雰囲気は伝わると思う。
女医さん:
先生、スケジュール帳とか全然持っていないですよね?
スマホも持っていないし・・それって凄くないですか?
kyu:
スケジュール帳は、ないならないで済むから。
研修医の頃は持っていた。
女医さん:
まさか、全部覚えてしまっているとか?
そんなワケはないか・・
kyu:
だいたい普通に生活していて、ぜひ書き留めておかないといけないことってあまりないでしょ?
重要な要件はパソコンのメモ帳に書いてデスクトップに置いておく。けど、たまに見忘れることもある。その程度の重要さしかないのがほとんど。
女医さん:
最近のドクターはメモ帳替わりにスマホを使っているみたいです。
kyu:
いつだったか、脳外科の友人に、未だにスマホ持っていない奴がいるのか?とまで言われた。
スマホは字が小さすぎて辛い。けど、唯一、高画質でユーチューブが見られるのだけはいい!
女医さん:
最近のアイパッドやスマホは凄いですよね。あれを買うと、何で早く買わなかったのだろうと思うみたいですね。(←そういう彼女は買っていない)
kyu:
最近、スマホのユーチューブの映像を見せて貰った時、画質の美しさに感動した。しかし、よくよく考えてみると、使いそうな気が全然しないのよね。ノートパソコンがあるし。
マックのG3が初めて出た時に見たら、絶対買ったと思うけど。
女医さん:
G3って何ですか?
kyu:
アップルのパソコンが急激に高速になった機種。正確にはPower Macintosh G3。
15年前くらいに発売になり大喜びで買った。プリンタとかダイアモンドトロンとか買い揃えていたら50万以上かかった。でもノートパソコンじゃないし、次第に小型ノートに転向したので、マックは引退。今では考えられないが、当時のG3にはUSBが付いてなかった。当時から考えると、今は奇跡だ。
女医さん:
先生も、マックを使っていたんですね。(←どうも、マックもアイパッドもスマホもごっちゃにしているもよう・・)
kyu:
ああいう機種を見せてもらうと、わ~便利と思うのだが、実際買った後に使いこなすような気がしない。
一度、スマホの入力をさせて貰ったら、その不便さに絶句。あれって熟練がいるだろ?
女医さん:
慣れると早く打てるみたいです。
kyu:
アイパッドで最も驚いたのは、友人のを見せてもらったら、何冊もの雑誌が丸ごと全て入っていたこと。あれって電子雑誌?を買うのではなくて、自分で裁断して入れるみたいだね。今はもう少し便利になっているんだろうか?
凄いとは思うが、自分で裁断し、スキャナーして入れるほど価値がある雑誌があるのだろうか?と思う。その友人は科学雑誌をそのまま取り込んでいた。(注:その友人は医師ではない)。
解説
女医さんはいわゆるパソコン音痴であり、うちの嫁さんと同じく、パソコンは買い物などに使っているが、コピペすらできない。一度、メールが溜まりすぎてメーラーがぶっ壊れたことがある。(やたら買い物すると、そのネットショップからメールが次々と来て大変なことになる)
復旧を頼まれたが、結局自分にはできなかった。仕方がないので、WEBメールの使い方を教えた。これならできると思ったが、コピペができない人はやはりできないみたい。(メールアドレスをその都度、書き込んでまではしない。長すぎて)
しかし、メールってどうしても見ないといけないことがあるので、たまには整理をしないといけないが、それもしない。
意外だろうが、この時代でも、仕事をしていて、このような人が結構いるのである。
このレベルの人でも、使いこなせないまでもスマホは面白いんだろうと思う。その証拠に、うちの嫁さんの友人はほとんどの人が、ワード、エクセル、メーラーは扱えないが、スマホは持っているらしい。
スマホの欠点は、携帯のくせに重いことだと思う。ノートパソコンもそうだが、重いのは悪である。
参考
ウインドウズとマッキントッシュ
マックとウインドウズの相違
携帯メールアドレスのコピペ
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先生、スケジュール帳とか全然持っていないですよね?
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