これは医療全般にも言えることだが、
本質的に「精神科医療は患者さんを欺くところがない」のがいい。
これはたまに職員にも話している。
例えば、車でも「リコール隠し」などの職業倫理に反することが過去には起こっている。原発事故でも、同じようなごまかしが重なって起こったものだ。
最近、JRAの電話投票で1億8000万くらい儲けた人が、税務署から儲けた額の数倍の膨大な税金を課せられたことで裁判になっている。これは税金が生じること自体、おかしなことだが、あれって銀行かJRAの社員が税務署に密告をしないと明らかにならないでしょ。
あの裁判で、もし税金を課せられた人が負けたとしたら、公営ギャンブルは成り立たないと思う。
精神医療では、少なくともそういうのはないんだ。
「あんた告知してないじゃん」という反論があるかもしれない。
これは、例えるならプロレスに似ている。
ジャイアント馬場の16文キックに、レスラーが自分から顎をぶつけてぶっ倒れても、それが八百長とは言わないのと一緒だ。(笑)
つまり、全てが医療として「まとまりのあるもの」なのである。
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精神科医療は患者さんを欺くところがない
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