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Channel: kyupinの日記 気が向けば更新
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日本vsコートジボワール

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あと、数時間でワールドカップ初戦、日本vsコートジボワールが始まる。

妙に気分が高揚しているのか、まったく眠れず、今、コスタリカvsウルグアイの試合を観ている。今、前半20分過ぎで0-0。

この対戦、前回ワールドカップの際にアップした北中米カリブ海と南米代表の大陸間プレーオフと同じ対戦である。この時はウルグアイが勝ち抜き、本戦に出場している。(参考

あっ!
今、PKでウルグアイ先制。1-0。


ウルグアイは今回も南米予選で苦戦し(南米5位)、かろうじて大陸間プレーオフで出場を決めている。プレーオフの相手はあのヨルダンであるが、トータル5-0で楽に勝ち抜きを決めた。

今回のワールドカップは、日本は比較的恵まれたグループに入っており、決して楽ではないが、少なくともオーストラリアやイランほどのエグいメンツではない。このグループで決勝トーナメントに進めなかったとしたら、それくらいの力量ということだろう。

B組
スペイン
オランダ
チリ
オーストラリア


F組
アルゼンチン
ボスニア・ヘルツェゴビナ
ナイジェリア
イラン


日本の対戦相手は楽なチームはないが、引き分けすら難しいというチームもない。オーストラリアとイランは気の毒である。一方、韓国はおそらくだが、日本よりは恵まれたグループに入っている。

H組
ベルギー
ロシア
アルジェリア
韓国


ナイジェリアとアルジェリアでは、ちょっとの違いだが大違いである。(実績的には)

日本は前回大会と大きく違うのは、本大会が始まる直前の親善試合で、勝ち続けていることである。前回の大会では、あまりにも勝てないので本大会での好成績など誰も期待していなかった。前回の南アフリカ大会は思わぬ好成績だったと言える。(マーフィーの法則)

今回はたいして強くもない日本が、好成績で本番に臨むので、受ける形になっているのがよくない。だいたい、南米での試合では日本はほとんど勝っていない。なにしろ地球の裏側で行われる大会なのである。サポーターの面では、ブラジルには日系人も多いのが良い点だと思われる。

c組
コロンビア
コートジボワール
ギリシャ
日本


今回、西村主審のブラジルvsクロアチアの試合のPKが話題になっているが、Jリーグではあの程度の奇妙な判定はよくある。日本では、接触プレーでしばしばファールを取る傾向があるからである。たぶんだが、あのくらいの接触プレーでは、Jリーグの審判は10人中3人くらいはPKを取る。残りの7人はたぶん流すのではないかと思われる。

つまりだが、あれは日本的にはPKを取られてもおかしくないプレーなのである。

しかしだ。
開幕戦の全世界の人たちが見守る中、1-1の状況で、あの時間にPKを取ってしまったのが大問題だと思われる。


あの終盤に同点の状況で、あのくらいのプレーでPKを取ってしまうと、審判がブラジルの勝利を決めてしまったと同じだからである。

クロアチアが2-0か1-0で勝っている状況であれば、ブラジルにPKを与えてもさほど違和感がなかった。その証拠に、スペインvsオランダ戦のスペインに与えられたPKも、かなり微妙な判定だった。しかしオランダが結果的に5-1で勝利したのであまり問題にはなっていない。

サッカーでは、良いジャッジが続いていると、審判の存在感がないのが普通だ。最終的に、審判がここまで目立ってしまったことは、この試合は良いジャッジではなかったといえる。

西村主審は、日本のJリーグでも上手い審判とみなされていない。しかし、英語ができるので、国際審判として活躍できている。

ところが、今回、クロアチアの選手から、「英語が話せない主審を初めて見た」などと言われているので、大男に詰め寄られた際に、舞い上がって日本語で反論したのではないかと思った。よく考えると、このクロアチアの選手の言葉は相当に侮辱と言える。

結局だが、相対的に西村さんがよさそうなのでFIFAから開幕戦の主審に指名されたのである。南米vsヨーロッパでは、どうしてもアジアかアフリカ、あるいは北中米・カリブ海でも南米に近くないアメリカかカナダくらいの主審でないと、公平を欠く。

しかし、これらの国はヨーロッパや南米ほどサッカーは強くないので、審判の技量もそれなりである(審判の技量はその国のサッカーリーグレベルと関係があると言われる)

したがって、西村さん以上と考えられる審判はあまり多くはない。ウズベキスタンのイルマトフさんくらいであろう。

あのジャッジは、明らかに誤審とわかるオフサイドの有無のような判定だったわけではない。そういうこともあり、FIFAは自分が選んだこともあって、西村主審を擁護している。

あっ!
コスタリカ同点。1-1。


西村主審は前回大会で、ブラジルの選手を退場させ、それだけが原因ではなかろうが、敗退の1つの要因を作っている。そういうこともあり、少なくとも今回は明らかにブラジルに不利になる笛にならないジャッジをしようと言う心理は働いたと思う。

つまりだが、西村さんは今回の開幕戦の主審として不適切だったのである。それでも、少なくともあのジャッジは100%間違いとは言えないと思われる。

ヨーロッパの元主審やマスコミの西村主審のPKのコメントには、アジアの審判、ひいてはアジアのサッカーに対するどす黒い差別意識が見える。

参考
ホーム&アウェー
オフサイド・ガールズ


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