自分ほどアマゾンを利用している人はあまりいないと思うので、今回、利用エピソードのいくつかを紹介する。
うちの近所では最も利用が多く、不在票が入っていた際に、佐川のおっちゃんの携帯に電話したら瞬間的にわかるレベルだった。しかし現在、佐川急便はアマゾンから撤退している。たぶんあまり儲からない仕事なんだろう。
アマゾンからよくレビューの案内が来るが書いたことがない。自分が買った商品で誰もレビューを書いていないものもあるが、ハンドルネームを作り書くのが面倒である。
かなり購入機会が多いのもあり、これまでアマゾンで不良品ないし、新品のはずが新品でない商品を掴まされたことが数度ならずある。数をこなせば色々体験できる。
最も凄かったのは、新品のノートパソコンを買ったところ、最初に立ち上げた時に、なんと3人のアカウントが既に存在していたこと。
もちろん、パスワードが不明なのでアクセスできない。
新品のように見えるのに、最初から使えないのである。これはどういう結末になったかと言うと、購入後、半年くらい箱を開けていなかったため、返品ないし保証はされなかった。
まさかこのような事態になろうとは全く予想していなかった。実は、ウインドウズ8に変わる当時、まだウインドウズXPを使っていたので、ウインドウズ7が購入できなくなる危機感があり、気に入りのノートパソコンの7を確保する目的だった。
いざXPのサポート中止になる直前に開封したら、この始末だったのである。
これは初期不良を確かめなかったこちらも相当に悪いが、予想しがたい事態なのは確かである。
アマゾンは場を貸しているだけで、下請けと言うか、実際の販売はその販売店に任せている商品も多い。このような時、その販売店が窓口になるようで、知らないと言われればそれまでである。(実際、うちの店ではそういう商品を売るはずはないと言われて終わり)
しかし、まだ1年経っていなかったためメーカー保証は受けられるはずだ。メーカーに電話したところ、丁寧に説明を受け工場出荷状態に戻せたのである(もちろん、3人のアカウントは消失)。
しかし、なお問題があった。SDカード挿入部位が故障していたようなのである。それもソフト的な問題ではなく、ハード的な故障であった。そこで、そのメーカーの市内のサービスに商品を持って行った。ところがである。アマゾンの外部販売店は、しばしば保証書に貼る購入店のシールを発行していない。(重要)。
従って、その商品を簡単にサービスに出せない。サービスの人はこのようにシールのない商品は受け付けられないなどと言うため、仕方なくもはや話したくもない販売店にメールをし、シールを送ってもらうことにした。しかし、販売店のシールを貰うことはできなかったのである。
どうやらアマゾンの納品書がそのままシール代わりに「特別に」なるらしい(更に重要)。サービスの人はそのことを知らなかった。地方なので仕方がないといえた。
数々のトラブルの後、晴れて故障部分が治癒し、サービス事務所に取りに行った。(無償で自宅に届けてはくれない)。
この流れを考えると、最初の購入者がSD部分の故障を発見し販売店に持って行ったところ、その商品の代金あるいは代わりの商品を受け取り、その人は決着。その後、この故障パソコンが新品扱いのまま市場に流れたという推測ができる。おそらく、ほぼ新品の初期不良品だったのであろう。(商品自体は新品にしか見えない美しさ)
その他、新品のCDやDVDを買ったはずなのに、実は中古だったことも数回ある。個人的に、これは全然気にならないので無問題である。僕はCDやDVDは、中古と新品と両方選べる場合、価格の開きにもよるが、中古を買うことの方が多い。
これは新品を買っても、買った瞬間に中古になるという感覚があるからである。これは車なども同じ感覚だが、CDと車はちょっと違う。自分は非喫煙者だから。
新品を買ったのに中古が来た場合、最初から中古を選べば、より安かった可能性が高いので、損失ではある。しかしその程度のことで疲れることはしたくない(クレームには労力が必要)。
結局、販売店にクレームを入れることは面倒な仕事なんだろう。そのような理由で、真にトラブルと言えたのは、3人のアカウントのあのパソコンしかない。
このようなことから、アマゾンの商品は失敗率は極めて低く、平均して安価なので、たまに失敗があっても誤差範囲と見なせる優良店と考えている。
参考
アマゾンの相場と紙ジャケ
タバコ30本とペプシ・ネックス6本
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アマゾンの達人
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