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古い通帳の払い戻し

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自宅に古い通帳がいくつ残っているが、あるものは取りに行くコストの方が残高よりかかるため、おろすことができない。

 

なぜこのようなことが起こるかというと、研修医を終えた後、医局の指示で県外の病院に派遣されたからである。その県に地方銀行がありそこで口座を作る。口座を作らないことには、地元の地方銀行の通帳だとおろすことができても入金ができない。(今は知らないが)。

 

もちろん都市銀行などあるわけがない。信号すら碌にないからである。

 

数年前、いくつかおろせそうな銀行通帳が見つかった。その通帳は20年以上取引がないが、残高が1万円くらいあり、当時、金利が高い年もあったので、おろすことが可能なら多少は増えているはずである。

 

銀行の通帳は取引がない状態で10年経つと時効になる。しかし銀行によると引き出すことも可能なのを知っていたため、ある地方銀行に行ってみた。(正確には第二地銀)

 

なんと、自分が扱っていた最後頃の取引内容がコンピュータから断片的に出てきて残高が証明され、20年以上前の口座から引き出せたのである。おろせたが、期待したほどは増えてはいなかった。普通預金なので仕方がないが。

 

しかし、もっと昔の自分の学生時代の郵便貯金口座は全く証明するものがなく、時効になっていた。こちらの方がやや残高が大きかったのだが。

 

今のところ、コストに見合わず、おろせない通帳がまだ4つくらいある。

 

読者の方で時効になった銀行口座を持っていて、もし身近に銀行があれば一度、確認に行った方が良いと思う。時効になっていても、おろせることがあるからである。

 

なぜ銀行が時効になった口座の払い戻しに応じるかというと、法律的には時効になっていても、それを理由に支払いを拒むと道義的に問題が生じるかららしい。

 

参考

医師国家試験の難易度

精神科医は医師になり5年目までが重要

このブログを読んで、精神科医になりたいと思う人へ

若手精神科医と上司の話


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