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Channel: kyupinの日記 気が向けば更新
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WOWOWでローグワンを観ました(ネタバレ注意)

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1年前に公開されたスターウォーズのスピンオフ作品「ローグワン」がやっとWOWOWで放映された。字幕だと疲れるので吹き替え版をお正月に予約録画していた。

 

僕は基本、映画館に行かずDVDも借りてまでは観ないため、この作品のWOWOW公開は楽しみにしてた。YouTubeで何度か予告編を観て、なんだか面白そうだったからである。

 

この作品は最初に公開されたスターウォーズ4(新たなる希望)の10分前までの物語で、どのように反乱軍がデス・スターの設計図を手に入れたかという物語である。ずっと謎だったものが明らかにされる話である。その種明かしまで時間がかかったこと。実に40年近くかかっている。

 

ローグワンは無名の反乱軍の戦士の物語であり、実際、大物俳優など出て来ない。読み切りであるものの、これに出演した人たちは結構うれしかったのではないかと思う。

 

作品の内容だが、最初、いくつかのストーリーが断片的に出てくるように見え、ややわかりにくいのが難点。映像、特に最初に出てくるいくつかの惑星は文句なく美しい。

 

僕は録画だったため何度か映像を止め巻き戻しつつ鑑賞した。ここが映画館との決定的な相違である。こんな作品、良かったとしても何度も観ない。僕が子供の頃、エピソード4(最初の作品)を観た当時から撮影技術やCGが進歩しており、戦闘場面も非常に美しく面白く撮影されている。

 

また今回の作品ではなかなかスパイスの効いたキャラもいて、従来の作品とはちょっとアミューズメントの方向性が変わっていた。特に盲目の僧侶(修道士?)の強いこと。このキャラって、座頭市をモチーフしているのかしら?と思ったり。

 

また、ドロイドのK-2SOが強すぎる。機敏に動き戦闘能力もかなり高い。これって時系列的にエピソード4のドロイドよりやや前のバージョンなのでおかしいのだがまあ良いよ。誰も気にしないだろうから。

 

この作品は2時間以上ありかなり長い。僕は途中で止め上映時間がどのくらい残っているのか確かめたほど。元々スターウォーズ作品は、空中戦や地上戦の戦闘場面だけ集中する子供たちも多いので、そこの部分が物足らないようではパッとしないと思う。特に最後の数十分は戦闘場面の連続で内容も良かった。

 

あと、スターウォーズは主人公の親子関係の物語が柱になっていたが、今回のスピンオフ作品も例外ではなく、主人公を演じている若い女性戦士ジン・アーソとデス・スターを完成させた科学者ゲイレン・アーソの親子関係は過去の作品の流れに沿ったものだった。ただし上映時間の関係があるのか深くは語られていない。

 

また最後の場面、設計図を手に入れるために潜入した主人公を含め反乱軍戦士は、設計図の送信にはかろうじて成功するものの、惑星スカリフで全員が命を落とす。その理由はデス・スターで撃たれるからである。これは泣ける場面で僕は涙が出た。

 

今までスターウォーズで泣ける場面など出てきたであろうか?いや出てきていない(反語)

 

総合的に観て、ローグワンは過去のスターウォーズシリーズの最高レベルに匹敵する作品だと思った。僕は高評価したい。

 

参考

スター・ウォーズ/フォースの覚醒に出てくるレイの幻覚(ネタバレ注意・前半)

スター・ウォーズ/フォースの覚醒に出てくるレイの幻覚(ネタバレ注意・中)

スター・ウォーズ/フォースの覚醒に出てくるレイの幻覚(ネタバレ注意・後半)

 

 

 

 

 

 


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