このブログを始めた頃、マックとウィンドウズの相違についての記事をアップしている。
1990年代に友人に勧められてマッキントッシュを買った。ところが、当時はインターネットが普及していなかったため、ゲームくらいしか使い道がない。ワープロは専用機の東芝ルポを使っていたからである。ゲームは基本、はまらないタイプなので、当時の非力なパソコンは使い道がなかった。僕とパソコンの関係が劇的に変化したのは、インターネットの出現である。上の記事から抜粋。
マックの時代にインターネットを始めようと思い立った日、今のメモリでは話にならないことがわかりまずメモリを買い足した。これは2万円近くしたと思う。またモデムというシロモノを買わねばならないことを知り、ソニー製を買ってきた。同じ日、店員の質問からブラウザソフトなるものも必要なことがわかったが、とりあえずネットスケープを勧められたので買ったところ、なんと7000円以上もした。モデムなんて15000円くらいしたと思う。
買ってからも苦難の日々であった。全力であれこれパソコンをいじりネットに繋がるまで、なんと丸1週間もかかったのである。この話を笑い話のように、パソコンに詳しい友人に話したところ、自分もそうだったと言われたので、みんな同じなんだと思った。
初めてインターネットに繋がった日は、喜んで奇声を上げたため、嫁さんが何が起こったのかとビックリしたらしい。
当時は大変な時代で、インターネットにはまってしまうと、1か月の通信費が20万円かかることもあえりえたらしい(実話)。都市部に住んでいればまだ良いが、繋がる場所が市外だと20万円かかる時代だったのである。
上で、インターネットにつながるまで丸1週間かかったと記載している。その後、1998年にマッキントッシュに見切りをつけパナソニックのノートパソコンを購入したところ、その日にインターネットに繋がったのである。
そのパソコンはパナソニックのトラックボールの名機Let's note CF-S22J8である。そのパソコンは画面が10.4インチでハードディスクが4.3GBであった。小さい割にやや厚みがあり1.4㎏以上あった。今から考えると結構重いが、それでも画期的なノートパソコンだった。
その日以来、自分で個人用に使うパソコンはパナソニックのレッツノートしか買ったことがない。そういうこともあり、過去ログでパナソニックのレッツノートの記事を数多くアップしている。(仮想通貨のマイニングやステーキングではレノボを使っていたのでレノボのパソコンもかなり購入している)
かつて、このブログで「レッツノートが未だにモノラルなのはいかがなものか?」と不満を書いたことがある。レッツノートは基本ビジネス用で荒く使っても壊れにくい仕様のみ重視していたのか、音を良くするとか、ステレオにするなど機能向上の意識が低かった。
ところが、ZOOMを普通に使う環境になると、レッツノートは相当に不便だと思った。最新のレットノートはその辺りをアップグレードしていてかなりフィットするようになっていると思うが、僕は未だにSZ5なので、これを基準に不便さを言っている。SZ5はZOOM以外の病院業務には問題なく使える。
ZOOM会議ではモノラルのレッツノートは音が小さすぎて話が聴こえない(これは重大)。
今年になりZOOM会議に参加していたら、ほとんど話が聴きとれないので、呆れてiPadminiに替えたところ、断然音も大きいし遥かに快適だった。ZOOM会議も講演会もiPadminiの方が遥かに使えるのである。
そもそもレッツノートはおかしなことを相当にしていると思う。僕は自宅用のSZ5はメモリ8GBを使っているが、問題なく使える。このSZ5はパナソニックのサイトで買ったものでメモリが選択できた。自宅用であれば、16GBまでは必要ないと思い8GBを選択したが、今のレッツノートはメモリが直付けで造設用スペースがない。買った時のメモリから造設できないのである。それなのにデフォルトで4MBのレッツノートを販売している。
業務用と言いつつこれは何を考えているのだろうか?
ちょっと前のレッツノートの名機S10は頑丈に作られており、いつだったか、病院の廊下を走っていたときに落としてしまい、大変な音がしたが壊れることもなかった。運が良いのかどこか凹むことこともなく驚いた。たぶん頑強と言う視点で過去最高のレッツノートはN10だと思う。(N10はDVDが付いていない←重要。DVD部分は壊れやすい)。このS10ないしN10はメモリ16GBまで増設できる。
精神科病院の業務で最もメモリを要する作業は、たぶんひな形のエクセルの障害年金診断書だと思う。これは滅茶重いのでメモリ4GBだとスムーズにスクロールできない。スペースに長文を書いた日には、バネのようにスペースの最初に戻ってしまい、続きが書けなくなる。
これをメモリ6GBにするとスムーズ差が大違いであるが、8GBだとかなり良くなる(それでもちょっとギクシャク)。精神科業務ではメモリは8GB必要と思う。今は複雑なひな形化されたエクセルファイルが数多くあるからである。
パナソニックのサイトに行くと自分で仕様を考えてオーダーメイドのパソコンを買うことができる。しかしメモリとか増設していると、すぐに30万を超えてしまう。
それに比べ、M1チップ搭載のアップルのマックブックは11万5000円くらいで買える。もちろんメモリを増設すれば、もう少し高くなるがそれでも15万までには収まると思う。
この差はなんなんだ!と言いたい。
うちの病院に限らず、ほとんどの病院はウィンドウズなので今更、アップルには戻れないのである。
僕が個人用に使っているアップル製品はiPadminiとスマホだけなのであった。
参考